笹本紗和(上戸彩)のもとに姑の慶子(高畑淳子)がやってきた。慶子は、紗和が滝川利佳子(吉瀬美智子)の元不倫相手・萩原智也(淵上泰史)と立ち話をしているところを目撃し、浮気をしているのではないかと疑っていた。北野裕一郎(斎藤工)と会って以来、彼のことばかり考えるようになっていた紗和は、慶子の言葉に内心動揺しながらも、智也とはただの知り合いだと説明する。一方、利佳子は、画家の加藤修(北村一輝)に自分の肖像画を描いてもらう。しかし、出来上がったものは黄色の涙を流した絵だった。利佳子は、夫の徹(木下ほうか)に、もう一度加藤に頼んでほしいと話す。しかし徹は、加藤は俺にケンカを売っているだけだと言って、利佳子の絵を捨ててしまう。紗和のパート先にやってきた利佳子は、仕事が終わったら会おうと彼女を誘った。紗和が利佳子との待ち合わせ場所に行くと、そこにいたのは北野だった。北野は、利佳子から示談の件について話したいと連絡をもらったのだという。そのころ利佳子は、徹に内緒で加藤のアトリエを訪れていた。そこで利佳子は、もう一度私を描いてほしいと頼む。しかし加藤は、あなたには美しさを感じないと言って断ってしまう。紗和と北野は、お互いに結婚していること、子どもがいないことなどを話した。北野の笑顔に心惹かれながらも、夕飯の支度があると言ってその場を後にする紗和。だがそんなふたりの姿をまたもや慶子が目撃してしまい・・・。